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ナムジャイブログ

2014年08月26日

熱が冷め

ウクレレ熱が冷めやらぬまま色々とそんな食指を伸ばしているとき、
面白い記事に遭遇しました。ローリングココナツというフリー雑誌にあった
サザンの関口氏と同じレコード会社のつじあやのさんの対談だったような気もしますが
今や記憶がたいへん曖昧なので、違ってたらすみません。
熱が冷め

例えば日本の小学校の音楽の授業で誰もが接する楽器というとリコーダーでしょう。
みなさんもきっと覚えがあると思います。ところであなたはリコーダーを吹く前に
チューニングをした記憶はありますか? きっとないんじゃない?
まともにメロディを奏でることすら難儀なハナタレ小僧がわんさか居るってのに、
そんなことにまで気を払っていたのでは授業になりませんし、例えやったとしても
チューニングが合う頃には先生の気の方が狂ってしまいますよねー香港如新

このリコーダーに相当する楽器はハワイだとウクレレになるのだそうです。
何十人という児童が一斉に演奏するという形態はどこの国も同じです。
そしてハワイのハナタレ小僧も例外ではなくチューニングなんてしない子が多いのです。
もっとも、これをチューニングしないのではなくて「各自のチューニングがある」
という捉え方をしているのが面白かったんですけどね香港如新
上手な子もいれば何がなんだか分からないワヤな子もいる、そんな状況下で一斉に奏でるサウンド
というのは実は想像を超えて素晴らしいものなんだと思います。そして、そういった音を
体験する中でその人なりのその楽器の原風景とも言えそうなものが形作られていくのでしょう。

三線を弾いていた女の子も、チューニングにはあまり頓着していない様子でした。
でもふと、それで良いのだと思いました。音は物理的な空気の震えに過ぎませんが、
その震えの周期の些細な違いってのはどうでもいいことのように思いました。
三線と唄は同じ旋律をただユニゾンで奏でるだけのとてもプリミティブなものなんだけど、
そういう取り合わせではかえって魅力的にさえ思えてくるのかも香港如新
僕は沖縄に行ったこともないくせにその子の話し振りやおかしなチューニングの魅力
やら何やらのせいでかえって想像がかき立てられることになりましたから、良いのです。





Posted by likid at 17:45│Comments(0)
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